KH ブレーキローター研磨 ドラム研磨
全国のKH乗りの皆様、まだまだ寒い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか?
こんなに寒い日が続くと、なかなか単車に乗る勇気?が沸きませんね(笑)
そんな冬こそ愛車のメンテナンスには絶好の季節かもしれません。
来るべき春に備え、ブレーキのメンテナンスなどは如何でしょうか?
最終型ですら誕生から、すでに35年以上経つKHシリーズは、人間で例えるなら、すでに60歳を過ぎたオ〇ハンかもしれませんね・・・夜の薄暗いカウンター越しなら、美魔女に見えたママさんも、朝方見るとタダのオ〇ハンだったというオチでは洒落になりません(汗)
制動の要となるフロントブレーキローターとリアドラムですが、30年以上酷使され続け、フロンディスクは使い古しのレコード盤(今の若い子に解るかな?)のようになっていて、酷い車両になると段付き摩耗を起こしている個体もあります・・・
一概にはいえませんが、レコード盤状になってしまうとブレーキの鳴きの原因になりますし、酷い個体ならジャダーが起きたりします。
また、高速道路などでフロントブレーキをキツくかけるとハンドルが触れたりするのは、ブレーキディスクそのものが、熱で歪んでいて、ハンドルがブルブル震える原因となります。
リアドラムに至っては、長期保管車などは、雨水が溜まり、腐食の激しい個体も多いです。
また、段付き摩耗が激しくなると、ブレーキシューがその段差にはまり、ブレーキパネルが外れ難くなってしまいます・・・
ドラムブレーキは放熱に関しては、風が直接当たるディスクブレーキに比べ、放熱性ではかなり不利です。熱歪により、真円ではなくなっている個体も多数あります。
そんな場合、専用の研磨機で「一皮剥いて」あげれば、この通り!
ほとんど新品の様な滑らかさ。
もちろん歪も完全に取れ、レコード状のキズも無くなり、パッドの当たり面積も若干ですが変わります。
リアドラムも段差や錆がなくなり、真円になります。
あまりに錆や歪の大きい個体は研磨にも限界があり、無理な場合もあります。
特に、保管状態が悪く、サビの根が深く奥まで入り込んでいる個体では研磨後であってもサビが残ってしまいます。
研磨後、フロントなら5.5mm以上、リアならDIA180.75mm以内ならOKです。
これによって制動力が飛躍的に向上する訳ではありませんが、ブレーキジャダーや鳴きには効果あります「旧車だからこんなもん」って思っているなら、それは大きな勘違いかもしれません。
この作業で「見た目」なんてマッタク変わりませんが、一皮むけた男になる事は間違いありません。
費用もそれほどはかかりませんので、寒い間にキチンと皮を剥いて、「その時」に備えましょう(笑)
フロントディスク研磨 9000円(税込み9900円)
リアドラム研磨 7000円(税込み7700円)
どちらも単体作業の料金です、送料及び脱着等は別途料金が掛かります。