兵庫県加古川市のガレージ トライシクルのブログです Archive | 10月

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2019 淡路島バイクフェスタ&西日本Zミーティング。

2019年淡路島バイクフェスタに出展致しました。
晴天にも恵まれ、本当に驚くほどの台数のオートバイが集まってくれました。

 

 

前夜祭には、名だたるショップの店主様が・・・
まさに業界を引っ張ってきた方々達、親睦会は二回目とはいえホンマに緊張します。
今の旧車ライフを堪能できるのは、PMC様を筆頭に、この方々達のお陰と言っても過言ではありません・・・
業界の諸先輩方には、本当に尊敬の念を禁じ得ません。

 

 

今回、この場所での開催が最後となるので、西日本Zミーティングも同時に行われた事もあり、圧倒的にZ乗りの方が多い中、当店にも多数の方がご来店頂き、本当に嬉しく思います。
中には、「ブログ、いつも楽しみに見ています」と、心温まるお言葉も多数頂きました。

 

 

今回も高知から、カリスマブロガー「高知のKH乗り」ことノリさんも駆けつけてくれ、ブースを盛り上げてくれます。
流石にこの黒いKHは有名で、多数の方が写真を撮っていました。
このカッコイイ黒いKH、もしかして日本一有名なKHなのかもしれませんね。

 

 

今回も多数のショップ様が出展されていましたが悲しいかな、ほとんど回る事ができないのがツライ所です。
私も1ライダーとして全部廻ってみたかったのですが、今年もやはり・・・(涙)
しかし、西日本の旧車の三割は来てそうな勢いですね!

 

 

年々、展示できるオリジナルパーツが増えてきたのは、本当に喜ばしい限りです・・・
その中でも、多数の方が50:1混合専用オイルについて興味を示して頂いたのが凄く嬉しかったです。
これからも、トリプルを維持していく上で、本当に必要な物をプロデュースしていくつもりです。

 

 

イベント最後恒例のジャンケン大会で、ナント、ウチの娘があのロケットカウルで有名な、同じ兵庫のジョーカーズ様協賛のカウルをGET!本来、ご来店の方用の協賛品なので恐縮でしたがあまりの娘の喜びように辞退できず・・・こうなったら家宝にさせて頂きますのでお許し下さいませ。

 

 

そして、もはや淡路島バイクフェスタには欠かすことのできない男達 「ザ、ナゲッツ」
どうやったらその歳で、こんなにオッサンのハートを鷲摑みにできるのかと思える程、どこか懐かしく、それでいて新しい、そう「ナウでニュー」な(笑)イカすビートに惚れ込んでしまいました。ここ最近CDなんて買った事のない私でしたが、本当にいい曲ばかりなので思わず触手が・・・ホント、オススメです!

また、今回の出展の様子をナント福岡から遠路はるばる来てくれた「ビャンビャンTV」のリョーセー君がユーチューブで当店を紹介してくれています。
皆様、ぜひユーチューブで「nori KH250」ノリさんのチャンネルと、リョーセー君の「ビャンビャンTV」もご覧くださいませ。

 

 

 

マッハ&KHの都市伝説。

最近よく「混合にすると、クランクが焼き付きませんか?」という質問を受けます。

結論から申し上げて、それは全くの勘違いなんです・・・
何故なら、ことミドルマッハ系に限ぎって潤滑経路を見れば一目瞭然です。

これはKH400のクランケケースのオイルライン取付部です。
バンジョーボルトを介してクランクケースにオイルラインが付くので、何を隠そう私も20年くらい前までは、混合にするとクランクが焼き付くと言う都市伝説を信じ込んでいました(笑)
この「見た目」故、クランクにオイルが廻ってからシリンダーに行っている物と思い込んでいたんですね・・・
「混合にすると、クランクにオイルが廻らなくなり、焼き付く」と言う都市伝説が生まれたのも不思議ではありません。

ところが、このバンジョー取付け部分をよ~く見てみると、なんとクランクには行っていません!
パーツクリーナーを吹き付けても、ケース内には漏れず、シリンダー向かう穴にしか流れません。

オイルポンプより圧送されたオイルの流れは矢印の通りにしか流れないんです・・・

そしてケースに入ったオイルはシリンダーへ向かい、シリンダーに設けられた穴を通って吸気ポートへと向かいます。

そして、吸気ポートに設けられたこの矢印の穴より混合気と混じりエンジン内部へと送られます。
この混合気との比率がノーマルでは20:1~25:1になるようにオイルポンプで調整されています。

そして、吸気ポートより入り、燃料と混合されたオイルは、一旦シリンダー内部を通り、一次圧縮により、やっとクランクを潤滑します。
そしてクランク室から掃気ポートを経て再度シリンダーを潤滑したあと燃焼され、排気ポートより煙となって排出されます。

全体的なオイルの流れは上の画像の矢印のような流れとなります。
だから、混合だろうが、分離給油だろうがオイル経路としては同じになるので、混合にするとクランクが焼き付くという話はKHによくある都市伝説の一つなんですね。

混合仕様にすると、混合ガソリンを作らないといけないという面倒は確かにありますが、混合にすることのメリットはそれを差し引いても有り余る、計り知れないメリットがあります。何より最新のエステルベースの100%化学合成油を50:1でだって使えるんですから・・・

混合化をためらっていた貴方・・・・目から鱗でしょ(笑)

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