兵庫県加古川市のガレージ トライシクルのブログです Archive | 未分類

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緊急❗️ お詫びとお知らせ。

私事で恐縮ですが、急遽入院となってしまいました。
お客様並び、関係者各位には大変ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ございません。

幸いコロナではなさそうで、一安心しました。
あれほど日常のメンテナンスの重要性を説いておきながら、自分自身のメンテナンスを怠っていた事に猛省しています。

尚、通販並び配送など、当面の間、業務を停止せざるを得ない状況となってしまいました。改めてお詫び申し上げるとともに、早急に日常に戻れるよう治療に専念したいと思います。

何卒、ご理解の程よろしくお願い致します。

お待たせ致しました!KH400用PWKキャブの発売決定。

最近はお陰様で超忙しく、なかなかブログのUPができません・・・
そしてやっと初期ロット分のキャブ本体が当店へ入荷してきました。

 

 

PWKキャブの製造元であるKEIHIN様では、キャブの製造は年に何回かのスケジュールしかないらしく、次回の生産は半年先くらいになるそうです。インジェクション全盛の中、工程の割にたいした売り上げにもならないキャブなんて、メーカー様もあんまし作る気には・・・
初回ロット分もお蔭様で先行予約を頂いた分で、ほぼ完売状態となっています。
その為、慌てて追加発注するも、追加分は4月中旬になると言われてしまいました(涙)
まあまだ造ってくれるだけマシと思わねば・・・
それに精密機械であるキャブだけに、海外生産になって精度が落ちる位なら、多少時間は掛かっても「MADE IN JAPAN」であって欲しいですもんね。

 

 

そのままのPWKキャブではKHに装着はできないので、機械加工に出す準備をします。

 

 

純正のチョークが使えるようにオプションのワイヤープランジャーをセットしています。
これはオプションのパワーフィルター仕様です。スペースの関係上、フィルターを中央に寄せています。
この絶妙な寸法を決めるのに相当時間を要しました・・・
見た目も、あのいかにもって感じのフィルターが見えず、一見ノーマルに見えるのも魅力です。

 

 

これみよがしなルックスをアピールしたい方や、往年のソレックスよろしくレーシーな吸気音を楽しみたい方は、やはりエアーファンネル仕様に限ります。

 

尚、今回分はKH400用のみとなります、350SSにもクランクケース並びにシリンダー単体ではマッチングは取れていますので寸法的にはまず問題ないと思われますが、当方に350SSの現車がございませんし、ジェットニードルの設定ができておりませんので350SSに装着の場合は自己責任にて装着お願い致します。

KH400については、純正のエアークリーナーBOXを取り外して頂く必要がございます。

基本セッティングについては、パワーフィルター仕様+ルーニーチャンバーでの設定となっております。

KH400専用と言いましても、「だいたいは走れます」と言う程度です、必ず、スロー及び、メインジェット等の細かなセッティングを各自行って下さい。

オプションのパワーフィルターセット並びにエアーファンネルキットも発売予定です。
発売は2月上旬の予定です。詳しくは後日、店舗ブログにてご紹介させて頂く予定です。

 

KH400用ケイヒンPWK28キャブキット

価格 118000円(税込み129800円)*残りわずかです。

 

PWKキャブ用オプション        パワーフィルターキット   価格10500円(税込み11550円)

PWKキャブ用オプション  エアーファンネルキット   価格10500円(税込み11550円)

 

納期並びに詳しい事は、当HPのお問合せ欄もしくは、お電話にてお問合せ下さいませ。

 

WEBショップ開設しました。

大変お待たせ致しました。

長い間ご不便をおかけしておりました通信販売ですが、WEBショップを立ち上げて頂きました。
HPともリンクしておりますのでお気軽にご利用頂ければ幸いです。

 

 

HPより「オリジナルパーツ」の所に入って頂き、気に入ったパーツがあれば、そこをクリックして頂きますと商品ページに飛びます。

 

 

「注文はこちら」をクリックして頂くと、カート画面に変わります。

 

 

後は画面に従って情報を入れて頂ければ完了です!

 

 

尚、年内は決済が銀行振り込み、もしくは代引きのみとなっておりますが、年明けそうそうカード決済も可能になる予定です。
当店HPもしくはWEBショップでご購入のお客様は送料全国一律864円となり、2万円以上お買い上げで送料無料とさせて頂きます。
代引き手数料も金額に関係なく一律324円となっております。

2018年もあと僅かです・・・今年は私にとって本当に激動の一年でした。
多数の方に本当にお世話になりました。来年度も変わらぬご愛好どうぞよろしくお願い致します。

皆様 良いお年を!

 

KH用PWKキャブレター発売延期のお詫び。

 

近日発売予定だったKH400用PWK28キャブキットなんですが、当初12月頭には発売できると思っていましたが、肝心のキャブ本体の納期が未定と言われてしまいました・・・

 

 

キャブなんて、納期は1週間もあれば十分だろうと勝手に思い込んでいたのですが(汗)、なるほど一個や二個なら即納なんでしょうが、トリプルだけに一台につき3個も必要です・・・それが10台分とかになると・・・
フューエルインジェクションが全盛の昨今、今更キャブを作っても売り上げはほんの数パーセントにしかならないキャブ・・・しかもメジャーなCRやFCRに比べ、圧倒的に需要の少ない2スト用・・・いや、よくよく考えると、まだ造ってくれるだけマシと思わないけなかったのかもしれません・・・
こんな事ならもっと早く発注すればよかっただけの話なんですが、そこは何分初めての事、やはりこんな事もあるのがオリジナルパーツなのかもしれません・・・

 

 

すでにインマニやインシュレーターなどは、初期ロット分の量産は完了しているだけに、まさかキャブ本体でつまずくなんて思ってもいませんでした(涙)
ブログを見て頂いた沢山の方が「パワーは上がりますか?」「セッティングは難しいですか?」「発売はいつ頃ですか?」「価格はいくら位でしょうか?」等々、多数のお問合せを本当に嬉しく思うと共に、やはりそれだけノーマルキャブに悩まされているトリプル乗りの方がいらっしゃるかと思うと、発売できないジレンマと、自身の段取りの悪さが悔やまれます・・・

 

 

ただ、量産マニの方は、試作を本当に何度もメイク&トライを行ったお陰で、十分納得のいく物となっております。
キャブとの接続はゴム製のインシュレーターを介し、ノーマルキャブの鬼門だったエンジン本体の熱を遮断します。
またインシュとマニの接続はマニの段付き溝にインシュのゴムの出っ張りが嵌まり込み、気密性と一体性を担保しています。

 

 

またマニとシリンダーの接続にも気を使っています。
極力、シリンダーの吸気ポートとマニに段差ができないように刃物を入れ、面取りを行い吸気がスムーズになるように心がけています。

 

 

多数の方に先行予約を頂いており、本当に申し訳なく思っております。
初回ロットは、キャブがすぐに用意できるという前提でしたので、10台分しか用意していません、それもすでに先行予約分でほとんどなくなってしまいそうです。
こんな調子では次回ロットの入荷がいつになるのか心配です・・・

価格については、ボルトオンPWK28キャブキット 118000円(税込み127440円)を予定しております。
尚、パワーフィルターやファンネルキットもオプションにて発売予定です。
詳細はキャブが入荷でき次第発表させて頂く予定です。

最後に、あまりの納期遅れに鑑み、世間では安くて高性能?と噂のPWKキャブのコピー品、台湾製の●K●キャブを使うという選択肢も考えてはみました・・・しかし、いくら納期はかかったとしても、どうしても本当にいい物しか使いたくないんです・・・
ケイヒンのデベロッパー様より年内どころか、1月中もどうか・・・と言われてしまいました。
期待して頂いている方、特に先行予約を頂いているお客様には本当に申し訳ありませんが、どうかご理解頂けますよう心よりお願い申し上げます。

 

50:1混合専用レーシングオイル

当店オリジナル50:1混合専用100%化学合成ハイパフォーマンスレーシングオイルの発売です。

50:1の混合比で使えるという事は、混合ガスのガソリン成分が多くなるので、爆発力も25:1のオイルとは大きく変わります。
市販モデルのほとんどは、分離給油にて25:1~30:1になるように設定されています。
また、50:1で使えるという事は、単純に25:1オイルの倍使えるという事になります。
オイルをバカ喰いする80年代以前の2サイクル車には財布にも優しい?オイルです。

レーシングタイプは100%化学合成油です。値段は少々張りますが、オイルを変えただけでハッキリと加速の違いを体験して頂けます。化学合成にする事により粘度も柔らかくできますので、撹拌性に対しても有利です。
昔の混合みたいに、先にオイルを入れ、ガソリンで撹拌しなくてもすぐ混じります。
対焼き付き性も混合にする事で、信頼のおけない分離給油より大幅に低減できる可能性があります。
中には、大切な愛車を想うあまり、高価な添加剤を別で投入されている方もいらっしゃいますが、その分をオイルのコストにに回してみてはいかがでしょうか?
もちろん私の車両にて過酷な長期テストも完了しております、大切な愛車には、本当にいいオイルを入れて頂きたいのです。

 

 

レーシングオイルもストリートオイルどちらも排気煙が極端に少なくなります。
煙が少ないと残念がるトリプル乗りの方も多いのも事実ですが(笑)煙は「百害あって一利なし」です。
使って頂ければ解りますが、スプリング止めのチャンバーなどで、分離給油や25:1仕様で乗ると間違いなくチャンバーとシリンダーの接合部からヨダレが垂れてきます、この50:1オイルを使う事で、驚異的な差でヨダレが垂れません!
ヨダレ=未燃焼オイル=カーボンデポジットです。このカーボンが排気ポートやマフラーで悪さをします。
私が免許を取った80年代では、新聞配達のバイクはほとんどがヤマハメイトで、よく新聞屋さんの前で、マフラーのカーボンを焼く光景をみました。
カワサキの聖地兵庫県では警察車両のほとんどが、通称「ババ単」や「黒単」と呼ばれたKC125だったのですが、派出所によっては異様な程にマフラーを焼き、マフラーが虹のような色になったババ単もあり、一世を風靡したクレージュタクト族に恐れられたもんです(笑)

それ程、昔は2サイクルのカーボンは嫌われたもんですが、時代が変わり、煙のでる2ストが珍しくなると、煙に喜ぶ方が増えるのも自然な事かもしれません・・・
が、しかし、いくら時代が流れようが、ダメなものはダメです!
自分自身、長く2サイクルに乗ってる手前、信号待ちなどで、ミラー越しに見える、後続車の方がこれ見よがしに車内で手を左右に振っている光景をイヤという程見てきました・・・H1などに比べ、KHは煙の量は全然少なくても嫌がられてましたから(汗)

また最近では往年のカストロールR30のようなひまし油の香りや中にはイチゴの香り?がするオイルなんかもあるようですが、このオイルは残念ながらそんな匂いはしませんのご注意下さい(笑)ちなみにレーシングはエステル系の香りがします。

 

 

スタンダードなストリートオイルも煙の少なさは特筆ものです。何カ月、何年と使って頂く程、差が出ます。
最初、混合する事に慣れるまで、若干戸惑うかもしれませんが、その手間を差し引いても有り余るオイルと自負しております。
ストリートオイルは当初より仕入れ価格の変動もあり、心苦しいのですが、若干値上げさせて頂いております。
また、新たにお求め易く、使った後は携行缶としても使える500ml缶も新発売。
1L缶ともレトロなブリキ缶を採用しています。当初、輸送時におけるヘコミや傷を考慮し、ナイロン容器の予定でしたが使用後の事も考え、あえてブリキ缶としています。ガレージのオブジェにして頂ければうれしく思いますが、多少のキズ、ヘコミは中身にはマッタク問題ありませんので、「味」と捉えて頂ける方のみご購入下さいネ。

 

 

 

最後に、オイルの販売について、実は本当に悩みました・・・

法規の壁、焼き付き等の瑕疵・・・ひいては輸送時のヘコミや傷、漏れまでも。
それに高品質オイルですので、仕入れ価格も高価です。
販売価格についても本当に悩みました。いくら優秀とはいえ、リッター当たり2千円以上では、常識的に購入意欲は薄れます・・・
上記のリスクを考えると、本当に販売して意味があるのだろうか・・・?

でも、本当に大切な愛車、そして未来永劫までそれを維持したいと考えた時、ハイリスクローリターンであっても販売する事は私の使命だと思え、販売するに至りました。
それ故、全ての方にとは思っておりません。エンジンのコンディションも個々に違います・・・それでも私の考えに賛同して頂ける方は自己責任にてご使用頂ければ幸いです。

 

100%化学合成レーシング 50:1混合専用オイル

1000㎖  3600円(税込み3960円)
500㎖   2300円(税込み2530円)

 

ストリート用     50:1混合専用オイル

1000㎖  2400円(税込み2640円)
500㎖   1680円(税込み1840円)

KHパーツ 新製品の経過報告

残暑お見舞い申しあげます。

皆様、まだまだ残暑が厳しいようですがいかがお過ごしでしょうか?
くれぐれも熱中症にはご注意下さいませ。

なかなか思うようにいかないパーツ開発ですが、発売予告をかねての経過報告です。

かねてから何度も試作を繰り返し、やっと納得のいく仕上がりになったKH用フロント強化サス。
決して固すぎず、それでいてしなやかな動きとなるようなバネレートを探るのに苦労しました。
純正より自由長も変更して、若干プリロードも掛るようにしています。
どうしても人によってバネレートの好みは異なりますが、ノーズダイブを抑え腰があり、決してストリートでギャップを拾らってもゴツゴツしないしなやかなサスペンションに仕上がっています。
ブレーキを強化されている方や、ノーマルの柔らかすぎるサスを変えたい方、もちろんヘタったノーマルスプリングのリプレイスメントパーツとしても最適です。

初回ロット限定10台分は今月下旬に出来上がる予定です。
一台分 税込み15980円(税抜き14800円)
別途料金となりますが、サーキットや峠専用仕様や、街乗り専用レートも制作可能です。

 

 

 

続いては、KH400用520化キット。
これも前々からすでに私のKHには採用していますが、駆動系だけに十分な安全性の担保がない事には発売できませんでした。
長時間走り込んでスペーサーやスプロケットナットの耐久性も十分証明されましたので近日発売予定です。
こうやって530チェーンと520チェーンを比べると一目瞭然ですが、何より押しただけでも抵抗の違いが解るくらいです。
今や100馬力越えのマシンですら520サイズです・・・非力なKHで最近の530チェーンでは過剰品質にも程があります。
小排気量車ではOリングチェーンからノンシールに変えただけでも差がハッキリ解るくらいなので、これは効果テキメンです。
エンジンパワーを上げるだけがチューンではありません、フリクションの軽減も立派なチューニングです。
発売時期や価格など、後日UPさせて頂きますネ。

 

 

おまたせしました、真打ちはPWKキャブキットです。
センシティブなノーマルキャブに苦労なさっている方が沢山いらっしゃるという声は本当にずいぶん前から聞いています・・・
何より当たりか外れか、まるで当て物のような中古キャブをだましだまし使うしかない昨今、パワーや始動性に加え入手のし易さ、保守の容易さなど、計り知れない程のメリットがあるKHにPWKキャブへのスワップ。
私のKHでその事は本当に痛感しており、もはやノーマルキャブに戻すなんて事は考えられません・・・

半円形スロットルを持つPWKキャブは、霧化特性に優れ、パワーの出るフラットバルブと、張り付きにくく扱いやすい円形スロットルのいいとこ取りしたようなキャブです。
そんないいとこだらけのPWKキャブですが、欠点ばボディーがVMキャブなどに比べ若干大きく、ノーマルキャブでカツカツのKHではクランクケースにボディーが干渉してしまいます・・・

 

 

何度も試作品を造ってはまたやり直す・・・市販化となるとシリンダー高さの個体差まで考慮しなければなりません。
傾く油面とケースクリアランスとの取り合い・・・絶妙な位置を探り出して、やっとプロトタイプが出来上がりました。

 

初期セッティングに関して、当初ニードルのセットに苦労しましたが、ノーマルエンジン+チャンバー程度の車両にボルトオンに近い状態で走れるようにセットアップして販売したいと考えております。
涼しくなる頃までには市販化できそうですが、台所事情により、小ロットでの在庫しか無理なので(涙)とりあえずこちらも10台分位で考えております。
価格等はまだ未定ですが、とりあえず先行予約を受け付けております、それなりの数さえ読めれば、価格も抑える事はできるんですがね・・・なので気になる方は早めにご連絡下さいませ。
あくまで仮予約となりますので、お気軽に当店HPのお問合せ欄よりご連絡頂ければ幸いです。

まだまだ、エキサイターコイルのまき直しサービスや、バレル研磨仕上げなどなど、これからもどんどん発売していく予定です。
全国のKH乗りの皆様、私自身も生粋のKH乗りを自負していいます、今後ともガレージトライシクルの応援よろしくお願い致します。

ミドルマッハ用 混合用ブリキオイル缶 

 

混合仕様にしたいけど、「どんだけ入れたらええねん!」と皆さん悩まれると思います。
そんな悩める貴殿の為に、KHシリーズで、満タンでキッチリ一本となる300ccに拘った携帯用オイル缶を製作しました。

ツーリングなどでは半分を目安に給油すれば、二回分ですし、KHなどミドルマッハには、テールカウル内の車載工具置きにピッタリと治まるサイズです。

 

よく昔、私も醤油のペットボトルなどでオイル容器として代用していた時、やはり僅かですがオイルが漏れ、テールカウル内が漏れたオイルでベトベトになった記憶があるので、コストを度外視し、フタの内側に漏れ止めのフタを内蔵した二重構造としました。

 

 

それと、やはり見た目も重要ですので、あえてレトロなブリキ仕上げにしております。
せっかくの鉄馬もチープなプラスチック容器では雰囲気が台無しですもんね・・・
また、純正の工具固定バンドを失われておられる方がほとんどですが、PMC製のリプロ品が使用できますので、ご安心下さい。

 

 

今後、純正のオイルポンプを外した所のメクラ蓋も発売予定です。現在、自分のKHでテスト中ですが、オイル漏れ等の結果が良好なら、量産予定ですのでしばらくお待ち下さいませ。
また、このオイルでも十分すぎる程の性能ですが、これよりもっと高性能な100%化学合成レーシングスペシャルもございますので、お気軽にご相談下さいませ。

 

トライシクル特製 50:1 混合専用2サイクルストリートエンジンオイル
1リットル 税込み2640円(税抜き2400円)

100%化学合成 レーシングスペシャル
1リットル 税込み3960円(税抜3600円)


トライシクルオリジナル 300ccブリキオイル缶
税込み1320円(税抜き1200円)

 

 フレーム修正 

GPz400FⅡを探して欲しい・・・

最初は、GPzなんかワシから見れば、現行車みたいなもんや!とタカを括っていましたが、
イザ探すとなると、コレがホンマにありません(汗)
ネットで検索するも、なんと全国に中古車は2台しかないという現実!
KHですら、中古車は50台位はありそうなので、あらためてビックリです。
何故なら巷のFⅡは多くがGPz400FのFⅡ仕様がほとんどなんです・・・
探す事しばし、やっとヤフオクで本物のFⅡのレストアベースが出品されていました。
ただ、明らかに怪しい代物です・・・ どうせ全バラするんやし!と思い切って仕入れるも、キッチリフレームに曲がりが(涙)

フレームのアライメントがキッチリ出ていなければ、いくら足廻りを修理してもダメなんです・・・フレームは日本語で「骨格」を意味しますので、ミリ単位での精度で修正していきます。

旧車の場合、知らずに曲がっているフレームで、そのまま乗っておられる方も実は多数いらっしゃいます。
人間の目では限界があるので、レーザー光線を使って曲がりを見ます。レーザー光線は常に真っ直ぐ出るので、その原理を利用して曲がりの測定をします。
フレームは、そうそう簡単に曲がるものではありませんが、こうやってレーザー光線で測定すれば一目瞭然です。

 

ベンダーという油圧で動く機械で曲がりを修正しますが、
時にはトーチであぶり、レーザーポインターで確認しながら慎重に寸法をだしていきます。
赤いレーザー光線の点がネックの中心にピッタリ治まり、キャスターやトレールを確認し、これで貴重な?FⅡの骨格の修正が完了しました。

 

 

この後、フレーム専用のブラスト屋さんでサンドブラストし、完全にサビを除去してから、工業用粉体塗装へ回します。
粉体塗装(パウダーコーティング)については、また後程UPさせて頂きますね。

 

 

 

 

カワサキの聖地 明石市

私の生まれ育った街のすぐ隣地区の明石市二見町へ、先ほど納車に行ってきました。

明石市は、日本標準時の街として有名?ですが、我らカワサキ党には、川崎重工明石工場のある、
カワサキ乘りの聖地としての方がしっくりくるかもしれません。
川崎重工では、オートバイは昔から、明石工場でのみしか生産していませんから、
全世界で活躍しているマッハやZ、いえ、カワサキ製のすべてのオートバイは、
この田舎町から生まれています。

私には、いつも見慣れた風景なのですが、特に西部地区はな~んにもなく、あるのは鄙びた漁村だけです。

今日も、冬タコの水揚げ作業が行われていました。
今や「明石蛸」として全国に出荷されるブランド品となりましたが、
その多くが西部地区で水揚げされ、特に古典的な漁法の「蛸壺」で獲られた蛸は痛みが少なく、高値で取引されます。
浜のそこらにタコツボが転がっている風景は、子供の頃からほとんど変わる事がありません。

若い頃は本当に何もない田舎町と思っていましたが、歳を重ねると、何もないと思っていた場所に、本当にいろいろ楽しい物がある事に気付かされます。
そういえば、小さい頃、浜にさえ行けば、遊ぶ事に困った記憶などなかったっけ・・・

いにしえの昔より変わる事のない漁師街独特の入り組んだ、まるで「尾道」かと錯覚するような街並みに張り巡らされた路地や坂道は、失いかかっている日本の風景にさえ見えてきます。

このお家なんて、絶対車庫証明は取れんやろな・・・とかいらぬ心配をしながら(笑)街をぶらり。
この辺りは、火事などあれば間違いなく消防車は入れません・・・多くが昔ながらの木造家屋なので、地元の「消防団」だけが頼りなのです。

明石には、名物の明石蛸を使った、「玉子焼き」というB級グルメがあります。
アッツアッツに焼けた玉子焼きを出汁につけて食べるのが明石流。
世間では「明石焼」と呼ばれますが、地元民は明石焼とは呼ばず、玉子焼きといいます。
また、一皿や一個とは言わず、「オカ~ちゃん、玉子一枚やいてんか!」と言って注文するんですよ。
ただ最近では、B級グルメブームのあおりを受け、お店やお客さんが増え、地元産のタコが追いつかず、外国産のタコを使う玉子焼き屋さんが多くなったのは寂しい限りです・・・

当、トライシクルは加古川市の一番東の端にありますが、
信号一つでそこからは聖地明石になります。

カワサキ乘りのみなさん、ぜひ一度、愛車の生まれ故郷、
明石へ愛車と一緒に里帰りしてみませんか?

KH250 クロームメッキスポークとHリム装着例

当店オリジナルKH250 400用クロームメッキスポーク エクセルHリム装着例

かねてより要望の多かった、クロームメッキスポークを実際にKH250に組み込んだ画像をUPさせて頂きました。

 

 

このKH250は私個人の車両ですが、当店メッキスポークとアルムHリムを組み合わせています。
個人的には、Hリムはあまり好きではなかったのですが、光沢をエクセルHリムの光沢アルマイトの輝きに合わせた甲斐もあり、ノーマルのユニクロメッキ+クロメートニップルよりも、リムとの一体感があり、結果オーライかな?(笑)

 

 

アルミリムは見た目ももちろんですが、何より鉄より断然軽いんです!
これは純正リムとアルミUリムとの重量比較ですが、同じ1.85-18でもこれだけ重量差があります、単体で約40%もの軽量化になります。バネ下重量の差は、思った以上に操安性の差となります。

 

 

 

現在、新品の鉄リムはフロントが手に入りません・・・
DID製などの汎用18インチ40穴のリムで組もうとすれば、組めない事はないのですが、元々ドラムブレーキ用のリムですので、ディスクブレーキのKH系などで組むとスポークの倒れ角がキツくなりスポークに無理な力が掛かる為、危険です。
純正の鉄リムに比べ高価で、それなりの納期が掛かるEXCELリムですが、KH専用設計ですので、安心して乗って頂けると思います。

 

 

もちろん、スポーク張替えサービスも行っております。
ハブを送って頂ければ、ブラスト後、無給油ベアリングに打ち換え、振れ取りを行い、お返し致します。(バフ仕上げは別途料金)
足元が決まると、愛車が見違えるように見栄えがアップします!
納期は約二週間程掛かりますので、真夏や真冬のあまり乗らない時期とかがオススメですね。

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