兵庫県加古川市のガレージ トライシクルのブログです Archive | 12月

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高知のKH乗りさん。

KH乗りなら誰もが知っている?カリスマブロガーのノリさん。
高知県在住のKHをこよなく愛す好青年です。

随分前、まだサラリーマンだった私がネットで数少ないKHネタを探していると、
それはそれは写真の美しいブログを発見!
あまりのKHの美しさに見とれてしまった記憶が・・・

写真が美しいのもそうですが、その美しいKHのある部分を見て衝撃が走りました!
よ~く見ると、ナントあのヨシムラTMキャブが装着されているではありませんか!!
パーツの入手困難な上、センシティブなノーマルキャブにうんざりし、どうにかして社外キャブを付けてやろうと試行錯誤していた矢先に、私の目に飛び込んできたTMフラットバルブキャブの画像・・・
その頃、私の知る限り、KHに社外キャブを付けている人は誰一人として見た事が無かったので、正直「ヤラれた・・・先を越された」と落ち込みましたが、私もPWK28の取り付けに一段落していたので、「向こうは26φやし・・・」と自分に言い聞かせたのがついこの間のようです(笑)

またキャブについては、おいおいUPさせて頂きますね。

それからしばらくして、徳島であったBRCさんのミーティングで、あのブログのKHを発見!
これは何としてでもお話しないと!と思い、会場を見渡すも、ブログでしか見た事のない方を探すのは超アナログ世代の私には大変です・・・なかなかオーナーらしき方が現れませんが、なんとかイベントの帰り際にオーナーを発見し、無理矢理お声掛けさせて頂きました。みんなで帰るので、あまり引き留めるといけないと思い「いつもブログ拝見させて頂いてます!」とだけ伝えるつもりだったのですが、わざわざヘルメットを脱いで、キチンと挨拶して頂いた事は、今尚、鮮明に記憶に焼き付いています・・・
一瞬の出来事だったのですが、ノリさんの人間性を垣間見たようで、一瞬でファンになってしまいました。

それから何年か後の淡路島バイクミーティングで、私がトライシクルを開店すると伝えると、
遠路遥々、高知から駆けつけてくれました。
現在のトライシクルのHPの表紙は、その時、ノリさんが撮ってくれたものなんですよ。
ウチの商品を本当に理解してくれ、私が30年のKH生活の中で、本当に困った事や、欲しかったパーツなど、「解ってくれる」嬉しさは私にとって本当の意味の報酬であったりもします。
乘り続ける大変さ、乘り続けていく大変さを解っているからこそ解ってくれるんだと・・・

また、彼の手に掛かれば、タダの単車が芸術作品になるから素晴らしい!
私もカメラの勉強をしてみたいと思うようになったのも、ノリさんのブログの影響です。
ただ、何でも凝り性で、ドップリとハマる性格の私がカメラの世界に目覚めたら・・・
それこそ破産間違いなしなので・・・(汗)

しかし、これだけ愛してもらえるKHは本当に幸せでしょうね・・・
奥様がKHに嫉妬しないか不安なのは、私だけではないハズです(笑)

彼は最近、イベントに精力的に参加し、撮影会も行っているようですので、
愛車を、それはまるで七五三写真のように美しく撮ってくれる事間違いなしです!
ブログには、本当に美しい、芸術のような単車達が多数写し出されています。
目の保養にぜひ一度、ご覧くださいませ。

「高知のKH乗り」

https://blogs.yahoo.co.jp/nori_kh400cc_1115

 

カワサキの聖地 明石市

私の生まれ育った街のすぐ隣地区の明石市二見町へ、先ほど納車に行ってきました。

明石市は、日本標準時の街として有名?ですが、我らカワサキ党には、川崎重工明石工場のある、
カワサキ乘りの聖地としての方がしっくりくるかもしれません。
川崎重工では、オートバイは昔から、明石工場でのみしか生産していませんから、
全世界で活躍しているマッハやZ、いえ、カワサキ製のすべてのオートバイは、
この田舎町から生まれています。

私には、いつも見慣れた風景なのですが、特に西部地区はな~んにもなく、あるのは鄙びた漁村だけです。

今日も、冬タコの水揚げ作業が行われていました。
今や「明石蛸」として全国に出荷されるブランド品となりましたが、
その多くが西部地区で水揚げされ、特に古典的な漁法の「蛸壺」で獲られた蛸は痛みが少なく、高値で取引されます。
浜のそこらにタコツボが転がっている風景は、子供の頃からほとんど変わる事がありません。

若い頃は本当に何もない田舎町と思っていましたが、歳を重ねると、何もないと思っていた場所に、本当にいろいろ楽しい物がある事に気付かされます。
そういえば、小さい頃、浜にさえ行けば、遊ぶ事に困った記憶などなかったっけ・・・

いにしえの昔より変わる事のない漁師街独特の入り組んだ、まるで「尾道」かと錯覚するような街並みに張り巡らされた路地や坂道は、失いかかっている日本の風景にさえ見えてきます。

このお家なんて、絶対車庫証明は取れんやろな・・・とかいらぬ心配をしながら(笑)街をぶらり。
この辺りは、火事などあれば間違いなく消防車は入れません・・・多くが昔ながらの木造家屋なので、地元の「消防団」だけが頼りなのです。

明石には、名物の明石蛸を使った、「玉子焼き」というB級グルメがあります。
アッツアッツに焼けた玉子焼きを出汁につけて食べるのが明石流。
世間では「明石焼」と呼ばれますが、地元民は明石焼とは呼ばず、玉子焼きといいます。
また、一皿や一個とは言わず、「オカ~ちゃん、玉子一枚やいてんか!」と言って注文するんですよ。
ただ最近では、B級グルメブームのあおりを受け、お店やお客さんが増え、地元産のタコが追いつかず、外国産のタコを使う玉子焼き屋さんが多くなったのは寂しい限りです・・・

当、トライシクルは加古川市の一番東の端にありますが、
信号一つでそこからは聖地明石になります。

カワサキ乘りのみなさん、ぜひ一度、愛車の生まれ故郷、
明石へ愛車と一緒に里帰りしてみませんか?

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