兵庫県加古川市のガレージ トライシクルのブログです Tag Archive | 淡路島バイクフェスタ

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2019 淡路島バイクフェスタ&西日本Zミーティング。

2019年淡路島バイクフェスタに出展致しました。
晴天にも恵まれ、本当に驚くほどの台数のオートバイが集まってくれました。

 

 

前夜祭には、名だたるショップの店主様が・・・
まさに業界を引っ張ってきた方々達、親睦会は二回目とはいえホンマに緊張します。
今の旧車ライフを堪能できるのは、PMC様を筆頭に、この方々達のお陰と言っても過言ではありません・・・
業界の諸先輩方には、本当に尊敬の念を禁じ得ません。

 

 

今回、この場所での開催が最後となるので、西日本Zミーティングも同時に行われた事もあり、圧倒的にZ乗りの方が多い中、当店にも多数の方がご来店頂き、本当に嬉しく思います。
中には、「ブログ、いつも楽しみに見ています」と、心温まるお言葉も多数頂きました。

 

 

今回も高知から、カリスマブロガー「高知のKH乗り」ことノリさんも駆けつけてくれ、ブースを盛り上げてくれます。
流石にこの黒いKHは有名で、多数の方が写真を撮っていました。
このカッコイイ黒いKH、もしかして日本一有名なKHなのかもしれませんね。

 

 

今回も多数のショップ様が出展されていましたが悲しいかな、ほとんど回る事ができないのがツライ所です。
私も1ライダーとして全部廻ってみたかったのですが、今年もやはり・・・(涙)
しかし、西日本の旧車の三割は来てそうな勢いですね!

 

 

年々、展示できるオリジナルパーツが増えてきたのは、本当に喜ばしい限りです・・・
その中でも、多数の方が50:1混合専用オイルについて興味を示して頂いたのが凄く嬉しかったです。
これからも、トリプルを維持していく上で、本当に必要な物をプロデュースしていくつもりです。

 

 

イベント最後恒例のジャンケン大会で、ナント、ウチの娘があのロケットカウルで有名な、同じ兵庫のジョーカーズ様協賛のカウルをGET!本来、ご来店の方用の協賛品なので恐縮でしたがあまりの娘の喜びように辞退できず・・・こうなったら家宝にさせて頂きますのでお許し下さいませ。

 

 

そして、もはや淡路島バイクフェスタには欠かすことのできない男達 「ザ、ナゲッツ」
どうやったらその歳で、こんなにオッサンのハートを鷲摑みにできるのかと思える程、どこか懐かしく、それでいて新しい、そう「ナウでニュー」な(笑)イカすビートに惚れ込んでしまいました。ここ最近CDなんて買った事のない私でしたが、本当にいい曲ばかりなので思わず触手が・・・ホント、オススメです!

また、今回の出展の様子をナント福岡から遠路はるばる来てくれた「ビャンビャンTV」のリョーセー君がユーチューブで当店を紹介してくれています。
皆様、ぜひユーチューブで「nori KH250」ノリさんのチャンネルと、リョーセー君の「ビャンビャンTV」もご覧くださいませ。

 

 

 

 2018 淡路島バイクフェスタ 出店決定!

今年もまた、西日本最大のバイクイベント、PMC様主催の「淡路島バイクフェスタ」の季節がやってきました。

 

 

去年は、まだまだ出店できる程の商品もなく、イベント等も未経験な事もあって、整備学校時代の同級生「スピードショップ イトウ」ブースに研修がてらお邪魔させてもらっていましたが、今年は念願の初出店です!!

http://www.awaji-bf.jp/2018/outline/

今回は、当店パーツを組み込んだ、私の30年来の相棒KH250と、これまた当店パーツを組み込んだカリスマブロガー「高知のKH乗り」ことノリさんのライムグリーンKH250も展示致します。
他のショップ様のような立派な展示車ではございませんが、私が30年以上の間にコツコツ改良してきた地味~な(笑)箇所をブログではなく、実際に見て頂ければと思っております。

念願だったPWK28キャブキットの展示やブレンボキャリパーキットなど、KH用パフォーマンスパーツの展示即売も行います。
ご好評頂いておりますクロームメッキホイールなど、ネットの画面ではなく、実際の目で見てみたいという方もこの機会に是非どうぞ。
もちろん、淡路島バイクフェスタ出店記念特別プライス?にて皆様のお越しをお待ちしております。

尚、下記のような方の入場は固くお断りさせて頂きます。
正統派?トリプル乗りの方のお越しを心よりお持ちしております。
Zだけが旧車ではありません!正統派?トリプル乗りの皆さん、現地で熱いトリプル談義をしませんか。

 

スピードショップ イトウ 伊藤晶雄という男。

スピードショップ イトウといえば、バイクスピークというアメリカの過酷なレースに参戦、テイストオブ筑波などなど、レースの世界、並びにZ系カスタムにおいて、もはや説明の必要もない程の有名なショップになっています。

その店の代表、伊藤晶雄とは、たまたま岐阜にある中日本自動車短期大学で同級生でした。
彼と初めての出会いを今だ鮮烈に覚えています、18歳の一回生の時、学生専用二輪駐車場で、私がKH250を止めている真横にわざわざ?750RSで乗り付け、開口一番、ぶっきらぼうに「ケッチじゃん、渋いね・・・」と声を掛けてきました。
当時、KHは超不人気車で、向こうは当時からライダーの憧れ750RS通称「ゼッツー」と呼ばれる「ナナハン」です。ましてやナナハンは免許の関係で当時は本当に数少なく、ナナハンにさえ乗っていれば、車種に関係なく羨望の眼差しで見られました。
そんなナナハンに乗った男に上から言われたもんですから、素直に受け取れる訳もなく、「コイツ、見下ろしかえ・・・」ってヒガミ半分、ホンマそう思ってるんやろか?とかで複雑な気持になった記憶が(笑)

あれから30年・・・単車屋のオヤジになる夢をあきらめきれなかった私は、長年勤めていたトヨタディーラーを辞め、トライシクルを始める事に。
今まで長い間、会社という城に守られ続けていた自分にとって、経営とはまったく無縁な世界です・・・
そんな時、岐阜で単車屋を成功させたアキオの事が頭によぎります。無理を承知で、「研修させて欲しい」とお願いするも、「単車屋なんて絶対儲からん!オレでも食うのが精一杯やぞ!」と一蹴。
今ではあの時、晶雄の言った言葉の意味を身を持って痛感していますが(笑)最終的には同級生の無理な願いを快く受け入れてくれました。
その研修で受けた「いい物だけを造りたい」という晶雄イズムの影響は相当大きく、現在の私の大きな支えとなっています。

そして今年もまた、PMC様主催の「淡路島バイクフェスタ」の時期になってきました。
今年はまだ、ブースを出せる程の物もなく、イベント経験のない私は、また晶雄を頼り「イベントの研修をさせて欲しい」と願い出ると、岐阜弁?で「ほんだら~ケッチと部品持ってくりゃ~え~わ」と軽く言ってくれます。
SSイトウのブースで展示できれば、私にとってこれ以上の事はありませんが、さすがに一つ間違うと族車か旧車会に見えるKHを展示するのは完全に場違いです、なのに彼は「もってくりゃ~宣伝になるって」。
「イメージダウンになるのでは?」と問いかけると、「そんな小さい事で、ウチはどうもならん!」と言い切ります。
それどころか、自身が長い間培ってきた人脈を惜しげもなく私に紹介してくれ、多数の大御所と呼ばれる社長様ともご挨拶する事もできました。

ただ「同級生」という繋がりだけで、はたして自分は同じ様な事を他人にできるのだろうか・・・
緻密な造り込みと、自らライディングしTOTを走り、アメリカまで遠征、ブレずに一筋でやってきたからこそ今のSSイトウがあるんだと思い込んでいましたが、それも含め、彼の懐の深さと漢気が今のSSイトウを作り上げたんだと今回改めて痛感しました・・・

来年は絶対自分のブースを出すと固く決意し、学生時代の友人と淡路島を後にします、
晶雄、本当にありがとう。

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