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50:1混合専用レーシングオイル

当店オリジナル50:1混合専用100%化学合成ハイパフォーマンスレーシングオイルの発売です。

50:1の混合比で使えるという事は、混合ガスのガソリン成分が多くなるので、爆発力も25:1のオイルとは大きく変わります。
市販モデルのほとんどは、分離給油にて25:1~30:1になるように設定されています。
また、50:1で使えるという事は、単純に25:1オイルの倍使えるという事になります。
オイルをバカ喰いする80年代以前の2サイクル車には財布にも優しい?オイルです。

レーシングタイプは100%化学合成油です。値段は少々張りますが、オイルを変えただけでハッキリと加速の違いを体験して頂けます。化学合成にする事により粘度も柔らかくできますので、撹拌性に対しても有利です。
昔の混合みたいに、先にオイルを入れ、ガソリンで撹拌しなくてもすぐ混じります。
対焼き付き性も混合にする事で、信頼のおけない分離給油より大幅に低減できる可能性があります。
中には、大切な愛車を想うあまり、高価な添加剤を別で投入されている方もいらっしゃいますが、その分をオイルのコストにに回してみてはいかがでしょうか?
もちろん私の車両にて過酷な長期テストも完了しております、大切な愛車には、本当にいいオイルを入れて頂きたいのです。

 

 

レーシングオイルもストリートオイルどちらも排気煙が極端に少なくなります。
煙が少ないと残念がるトリプル乗りの方も多いのも事実ですが(笑)煙は「百害あって一利なし」です。
使って頂ければ解りますが、スプリング止めのチャンバーなどで、分離給油や25:1仕様で乗ると間違いなくチャンバーとシリンダーの接合部からヨダレが垂れてきます、この50:1オイルを使う事で、驚異的な差でヨダレが垂れません!
ヨダレ=未燃焼オイル=カーボンデポジットです。このカーボンが排気ポートやマフラーで悪さをします。
私が免許を取った80年代では、新聞配達のバイクはほとんどがヤマハメイトで、よく新聞屋さんの前で、マフラーのカーボンを焼く光景をみました。
カワサキの聖地兵庫県では警察車両のほとんどが、通称「ババ単」や「黒単」と呼ばれたKC125だったのですが、派出所によっては異様な程にマフラーを焼き、マフラーが虹のような色になったババ単もあり、一世を風靡したクレージュタクト族に恐れられたもんです(笑)

それ程、昔は2サイクルのカーボンは嫌われたもんですが、時代が変わり、煙のでる2ストが珍しくなると、煙に喜ぶ方が増えるのも自然な事かもしれません・・・
が、しかし、いくら時代が流れようが、ダメなものはダメです!
自分自身、長く2サイクルに乗ってる手前、信号待ちなどで、ミラー越しに見える、後続車の方がこれ見よがしに車内で手を左右に振っている光景をイヤという程見てきました・・・H1などに比べ、KHは煙の量は全然少なくても嫌がられてましたから(汗)

また最近では往年のカストロールR30のようなひまし油の香りや中にはイチゴの香り?がするオイルなんかもあるようですが、このオイルは残念ながらそんな匂いはしませんのご注意下さい(笑)ちなみにレーシングはエステル系の香りがします。

 

 

スタンダードなストリートオイルも煙の少なさは特筆ものです。何カ月、何年と使って頂く程、差が出ます。
最初、混合する事に慣れるまで、若干戸惑うかもしれませんが、その手間を差し引いても有り余るオイルと自負しております。
ストリートオイルは当初より仕入れ価格の変動もあり、心苦しいのですが、若干値上げさせて頂いております。
また、新たにお求め易く、使った後は携行缶としても使える500ml缶も新発売。
1L缶ともレトロなブリキ缶を採用しています。当初、輸送時におけるヘコミや傷を考慮し、ナイロン容器の予定でしたが使用後の事も考え、あえてブリキ缶としています。ガレージのオブジェにして頂ければうれしく思いますが、多少のキズ、ヘコミは中身にはマッタク問題ありませんので、「味」と捉えて頂ける方のみご購入下さいネ。

 

 

 

最後に、オイルの販売について、実は本当に悩みました・・・

法規の壁、焼き付き等の瑕疵・・・ひいては輸送時のヘコミや傷、漏れまでも。
それに高品質オイルですので、仕入れ価格も高価です。
販売価格についても本当に悩みました。いくら優秀とはいえ、リッター当たり2千円以上では、常識的に購入意欲は薄れます・・・
上記のリスクを考えると、本当に販売して意味があるのだろうか・・・?

でも、本当に大切な愛車、そして未来永劫までそれを維持したいと考えた時、ハイリスクローリターンであっても販売する事は私の使命だと思え、販売するに至りました。
それ故、全ての方にとは思っておりません。エンジンのコンディションも個々に違います・・・それでも私の考えに賛同して頂ける方は自己責任にてご使用頂ければ幸いです。

 

100%化学合成レーシング 50:1混合専用オイル

1000㎖  3600円(税込み3960円)
500㎖   2300円(税込み2530円)

 

ストリート用     50:1混合専用オイル

1000㎖  2400円(税込み2640円)
500㎖   1680円(税込み1840円)

「コンゴウノススメ」

 

「コンゴウ」と言っても最近の若い方なら、何の事??って思われますが、
要はガソリンとオイルを初めから混ぜて使う事で、よくある混合仕様の原動機は、草刈り機などの農業機械です。モトクロッサーやロードレーサーなどは、オイルポンプすら要らぬ物(フリクションや重量)なので、現在でも混合仕様です。
逆に、ほとんどの市販車は「分離給油方式」を採用しており、専用のオイルタンクを装備し、オイルポンプで圧送されキャブ付近でガソリンと混合されます。

 

 

もちろん全てのマッハも分離給油方式を採用していますが、このオイルポンプ系統が曲者なんです・・・

なんせチェックバルブの不良や、バンジョーからエアを噛んだりして、オイルポンプから一番遠い1番シリンダーが全シリーズ共、よく焼きつきます。真ん中シリンダーが冷却が悪く、焼き付きやすいと言う都市伝説までありましたが、経験上、一番焼きついてしまうのは1番シリンダーなんです。

オイルポンプ廻りをバラした事のある方なら解ると思いますが、オイルポンプはタコメーター駆動ギアと同軸にあり、そのギアはプラスチック製だったりするんです(汗)
それにプランジャータイプのオイルポンプは、やはり定期的なオーバーホールが必要ですし、当時のオイルポンプの信頼性は、たとえOHをしていたとしても信頼性は乏しかったりします。
ましてやギアの調子が悪い車両では、いくらポンプの吐出量を調整しても、たまに思い出したように煙幕をまき散らしたりするからタチが悪い・・・

 

 

マニュアルでは混合比は20:1となっていますが、どうしても「焼きつくよりはマシ」と思い、混合比が濃すぎる状態で走っている方が多いのも事実です。混合比が濃すぎると、プラグのカブリや、消音器の詰まり、農機具ではポートの詰まりまで起こり、エンジンにとってはいいことなんてありません。

その辺り(絶対に均等にオイルを行きわたらせる)事を考慮すると、最終的には「混合」に尽きます・・・
ではイザ混合仕様で行こう!と思っても、実際の混合となると「一体どれくらいオイルをいれたらええねん!」といつも疑問に思いながらも、分離給油と併用して、タンクに「適量?」と思える量のオイルを入れ、それこそ「適当」な混合比で走っていました。

実際20:1となると、結構な量のオイルが必要です。マッハ系の場合、満タンで15リッター前後タンクが多いのですが、15ℓとして単純に750ccものオイルが必要ですが、若い頃、混合比など知る訳もなく、適当に「ドボドボ」とタンクにたらして、今思えば絶対100cc位しか入っていなかっただろうし、「分離給油専用オイル」を使って混合していたので、攪拌性も悪く、よく焼きつかなかったなと今更ながら恐ろしくなります。
分離給油用のオイルは、圧送を前提とした粘度で作られているので、タンク内でガソリンとの攪拌性が悪いです、また、モトクロス用などのレース専用混合オイルは、高回転、高出力エンジンの対焼き着き性を最重要視しているので、ストリートでは固すぎますし、何よりひまし油などの植物系オイルとの混合合成ゆえ「使い切る」事が大前提ですので、保管性が悪すぎます・・・

 

 

そんな訳で前置きが長くなりましたが、トライシクルでは、ちゃんと計量できるオイル容器と、50:1で使える最新オイルを発売します。
市販の2サイクルオイルは極一部のメーカーを除き、ほとんどの大手メーカーのオイルが悲しいかな80年代から90年代頭初に発売された製品を、ほぼそのまま継続販売しておりマッタクと言っていい程、中身は進化していません・・・もちろん、2サイクル全盛だった60年代~70年代の頃のオイルとは比べ物にならないほど良くなっていますが、それでもここ20年程は2スト車両の生産中止に伴い、新製品はほぼ発売されていませんでした。

それ故、この最新2サイクルオイルは、携帯性と経済性に優れた50:1で使え、なんといってもスモークレス!煙りの少なさは特筆物です。煙が少ないのは、マッハマニアには寂しいかもしれません?が、バックミラーに映る後続車に明らかに「煙たい」というゼスチャーをされた経験は誰しもがあると思います(笑)なにせ間違っても喜ばれるものでもありませんし、何より愛車には百害あって一理なしです。
もちろん、あまりオススメしませんが、煙が少ないので、分離給油も残しつつ、「お守り」代わりに100:1位で使用する事だってできます。それに50:1で使えるって事は単純に今までの半分以下の量でいいって事なので、オイルをバカ食らいするマッハには有難い話です。
それに、このオイルは「混合専用」ですので、ガソリンとの攪拌性は驚く物がありますし、保管性も私のKHで半年間、しかも条件の悪い春から秋までマッタク使用せずに保管していた混合ガソリンでも問題などなく実証済みですので、大切な愛車に安心して使用して頂けると思います。

50:1と20:1では爆発力も違うのか、明らかに体感できる程吹け上がりが良くなりますし、プラグも明らかにかぶり難くくなります。
50:1でも焼きつかないこのオイル、もう分離給油には戻れなくなるかもしれません。
現に私はこのオイルで2年走っています、WPC加工との相乗効果かもしれませんが、一回もプラグなんてカブった事がありませんし、焼き付きを恐れて回さない2サイクルエンジンなんて、なんの意味もありませんから・・・
ぜひ一度、環境にも優しく??愛車にも優しい50:1の気持ちのいい吹けを味わってみませんか?

 

 

携帯容器の方も、「どんだけ入れたらええねん!」に対応する為、満タンでキッチリ一本となる300ccに拘りました。ツーリングなどでは半分を目安に給油すれば、二回分ですし、KHなどミドルマッハには、テールカウル内の車載工具置きにピッタリと治まるサイズです。
よく昔、私も醤油のペットボトルなどでオイル容器として代用していた時、やはり僅かですがオイルが漏れ、テールカウル内が漏れたオイルでベトベトになった記憶があるので、コストを度外視し、フタの内側に漏れ止めのフタを内蔵した二重構造としました。

 

 

それと、やはり見た目も重要ですので、あえてレトロなブリキ仕上げにしております。
せっかくの鉄馬もチープなプラスチック容器では雰囲気が台無しですもんね・・・
また、純正の工具固定バンドを失われておられる方がほとんどですが、PMC製のリプロ品が使用できますので、ご安心下さい。

 

 

今後、純正のオイルポンプを外した所のメクラ蓋も発売予定です。現在、自分のKHでテスト中ですが、オイル漏れ等の結果が良好なら、量産予定ですのでしばらくお待ち下さいませ。
また、このオイルでも十分すぎる程の性能ですが、これよりもっと高性能な100%化学合成レーシングスペシャルもございますので、お気軽にご相談下さいませ。

 

 

トライシクル特製 50:1 混合専用2サイクルエンジンオイル

1リットル 税込み2592円

100%化学合成 レーシングスペシャル

1リットル 税込み3888円

トライシクルオリジナル 300ccブリキオイル缶

税込み1944円

PMC製 ツールバンド

税込み 972円

 

 

 

 

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