兵庫県加古川市のガレージ トライシクルのブログです Tag Archive | 明石

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レガシーB4

先日、USS名古屋で購入したレガシーB4。
希少なGT-Bの5速M/T。13年も経っていますが、走行距離は3万9千Kmしか走っていない程度の良い車両です。

車検も通し、納車に向けて入念に整備します。
スバル伝統の水平対向エンジンは、整備士泣かせのエンジンです。
消耗品を徹底的に交換するんですが、水平対向ゆえ、いかんせん手がはいりません・・・クラッチフルードを交換するにも、インタークーラーまで外さないといけない始末。
やっと完成と思った矢先にマルチインフォメーションディスプレイとやらがいきなり壊れました(涙)

急遽、スバルの友人に聞くと、「あっそれ、レガシー全部なるで~まぁ持病みたいなもんやな ♪ 」と軽~く言ってくれます。
トドメは「メーカ対策部品みたいやから、部品代12000円くらいで済むで~」

オイオイ、なんで対策部品が一万超えんねん・・・(汗)

こうなると、またもや変に闘志が湧いてきます。
絶対「修理」してやる!!

どうせ、失敗しても元やし、とっととバラします!
この手の電子部品の不具合は、ほとんどが基盤のハンダ割れによる通電不良です。流石にどの部分の不良なのかは、老眼で近場がほとんど見えなくなったアラフィフの視力では判定不可能(涙)なので、可能な限り接点をハンダしまくりました。

いつものドキドキの瞬間・・・
キーを廻して、思わずガッツポーズ!
真っ黒だったディスプレイが再び光を取り戻しました。

足回りのオーバーホール作業

地味な作業・・・

最近、当店では、よく足回りのオーバーホール作業を承ります。
フロントフォークOHに始まり、スイングアームピボットのグリスアップやステムシャフトのグリスアップなどなど・・・

 

この様な地味な作業は、ショップ側に限らず、お客様側としても、カスタムの様な華やかさもなく、見た目も殆ど変わらない割りに、それなりの工賃もかかる為、双方がやりたがりません・・・

 

 

かく言う私も、同じ地道な作業ならキャブセッティングなどの方が好きなんですが、ヤレた車両であればある程、コレをやると本当に見違えるように「足が動く」様になるので、引き渡し時にお客様が「全然違う!」と喜んでくれる事が唯一の励みです。

 

オートバイに乗る方の平均年齢がどんどん上がってきた事は、少し寂しくもありますが、地味な「整備」にキチンとお金をかけて頂けるライダーが増えた事は、オートバイが、熟成された趣味になってきたからかもしれませんね。

このような作業を、当店に依頼して頂ける事を誇りに思いながら、今一度、襟を正して作業していこうと思う今日この頃です。

最終エボリューションエンジン搭載の1998年ローライダー

ずいぶん前にサルベージしてきた最終エボリューションエンジン搭載の1998年ローライダー。

今となっては極端に登録台数の少ない正規ディーラー物のエボローライダーを「放置プレイ」するなんて・・・

しかし、ソレは想像を絶する程の長い道のりでした・・・
「走る」「曲がる」「止まる」+「なんとか観れる様にする」には相当の労力と時間を要しました。

嫁や息子まで?駆り出して「サビトリ」&「研磨」の連続です(涙)
サスペンション関係からブレーキ関係まで、徹底的に整備し、
キャブレターを全バラ清掃、完全ドライ状態になったエンジンをいたわりながら、再始動。

セル一発で、10年以上も主人を失ったエボローライダーは、再び心地よい「三拍子」を奏でだしました。

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

今日はシーズカンパニーの登山さんの所へ新年のご挨拶によったら、
ナント、元カワサキ&モリワキファクトリーライダーだった多田選手がいらっしゃいました。

物凄くフレンドリーな方で、終始緊張ぎみの私に気さくに声をかけて下さったり、当時の濃~い裏話などを聞かせて頂け、本当に夢のような時間でした。
あの黄金の80年代を駆け抜けたカワサキの侍にお会いできた上、
ナント私のKHにまたがってくれて記念撮影。

それはもう家宝にさせて頂きます!
多田さんの現在の愛車がGPz750Rだったのが侍らしく、凄く印象的でした・・・

多田さん、登山さん本当にありがとうございました。

カワサキトリプル KH250 400 マッハ オーバーホール

旧車(特にトリプル系)の各種オーバーホール、まずはご相談ください。

特にマッハ系トリプルは比較的単純な2サイクルエンジンで、よもすれば「草刈り機」のエンジンとそう大きく変わりません。
ただ、やはり「ここだけは」という箇所もあるのも事実です。当店では35年間乗り続けてきた貴重な「経験」と「ノウハウ」を持っています。長年培ってきた秘儀を多様しながら、大切な宝物を未来永劫維持していく為のお手伝いができればと考えます。

カワサキトリプルの弱点である駆動系。ミッションギア、キックシャフトASSY、シフタードラムにWPC加工、必ずと言っていいほど焼けただれるシフトフォークにはWPC+Mos2加工を施し、万全を期します。

修理・レストア

華やかなカスタムなどに比べ、地味な「整備」は、掛けた費用の割りには見た目も変わらず、
お客様、ショップ双方にとってもあまり愉快なものではないかもしれません。
しかし、あえてこの様な地味な作業を施す事により、新車の様な乗り味に戻す事も可能です。
旧車だからこんなもの・・・と思って乗っていらしたお客様の車両に、「ごくあたりまえの整備」を施す事で、こんなに乗り易すかったのか・・・と驚かれるお客様もいらっしゃいます。
どうしても、外観やオリジナル度に目が行きがちです、決してカスタムを否定しているわけではありませんが、 今一度「整備」についてお考え頂ければ、もっと愛車が好きになるとトライシクルは考えます。

WPC&各種加工

旧車における、オリジナルパーツや各種加工もお任せください!

「あの頃は材質が悪いから仕方がない・・・」

などとあきらめていませんか、トライシクルでは、けして「気休め」ではない現在の技術で当時の素材をカバーできる加工も承っております。
ショットピーニングやWPC、窒化加工や溶射などなど、豊富な知識と経験で、貴方の愛車の寿命を飛躍的に向上する事だって不可能ではありません。お気軽になんなりとご相談下さい。

W.P.C加工施工例

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